ニュースレター32号

12/27に会員向けにJCCA会誌ニュースレター36号を発送しました。

一般公開は、1年後にこのサイトに公開します。

現在最新で公開している、32号では、以下の内容が含まれています。

IM normを一つ獲得した Loren .R.Schmidt氏の棋譜解説 Converting an Advantage in Space
into a “Local” Advantage in Time

花光逸郎氏のチェス小説 「ナウ アンド ゼン」

「世界チャンピオンの歴史を過去に遡る」は、( その11) 5 代目世界チャンピオン Euwe,Max 。

コラムは、FIDE World Chess Championship Match 2014と

将棋電王戦FINAL の特別企画でのカスパロフvs 羽生チェス対局、オープニングやプロブレム、好局紹介

があります。

会員の方は、最新36号から会員サイトよりPDFでダウンロードできます。

2015年12月27日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : JCCA00035

通信チェスの世界選手権の予選の案内来たる

WORLD CORRESPONDENCE CHESS CHAMPIONSHIP 2016 CYCLE

Saturday, December 19, 2015: PRELIMINARIES – 40th WCCC

通信チェスの世界選手権の予選の案内が掲載されました。

プロモーショントーナメントで勝ち上がった人や国別組織からの推薦の人やICCFレイティングの2200以上のシニアインターナショナルマスター以上の人が参加します。

予選を勝ち上がると準決勝、決勝進出者決定戦(3/4決勝ともいいます)、決勝と進んていきます。

日本からは、決勝進出者決定戦に大竹栄さんが進出されました。大竹栄さんは、通信チェスのグランドマスターです。

予選は、毎年開催され、3/20から開始です。

我と思わんかたはプロモーショントーナメントを経由して、世界の予選に挑戦してみてください。

第28期通信チェス世界チャンピオンの決勝棋譜解説がChessBaseに掲載予定。

ChessBase and ICCF agreement

Wednesday, December 16, 2015: After a productive meeting with our partners ChessBase they will work with ICCF to

の記事によるとChessBaseのニュースサイトにICCFの記事が定期的に掲載されるようです。

通信チェスに関しての記事もいろいろと上がるようですね。

あと、いくつかのトーナメントのスポンサーに交渉もしているようです。

 

2015年12月21日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : JCCA00035

ICCF第28期通信チェス世界チャンピオンLjubičić, Ing. Leonardo

クロアチアのGM Ljubičić, Ing. Leonardoが第28期通信チェス世界チャンピオンに

World Championship 28 Final

https://www.iccf.com/event?id=37632

で10ポイントを獲得してなりました。

彼は、現在のレイティング2597です。通信チェスは、European TC Vに1994年に参加が始まりです。

FIDEでのレイティングは、2087です。

https://www.iccf.com/message?message=864

ICCFの2016年の対局カレンダー

ICCFの2016年の対局カレンダーが掲載されました

Calendar of Events 2016

国際戦に開始の1ヶ月前から募集ですので、対局予定の方や挑戦してみたい方は、準備を開始してください。

参加方法は、国際トーナメント申し込み方法 まで。
2015年1-3月
ICCF個人別世界選手権予選開始

2016年4-6月
ICCF個人別世界選手権 準決勝開始
ICCF第19期オリンピアッド決勝開始
ICCF 第13期招待制個人別選手権決勝NAICCC(North American Invitational CC Championship/NAPZ Invitational Championship)

2016年7-9月
ICCF個人別世界選手権 3/4決勝開始
ICCF第5期ベテランワールドカップ決勝開始
ICCF第9期ベテランワールドカップ予選開始
ICCF第7期Webchess Open開始
ICCF 第7期チーム選手権PATT(Pacific Area Team Tournament)開始

2016年10-12月
ICCF第7回チャンピオンリーグ 開始
ICCF第9期インターゾーンチームトーナメント開始

2015年11月29日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : JCCA00035

完全なるチェックメイト

チェスの米ソ代理戦争と言われたフィッシャーとスパスキーの対局までの流れが映画化に。

2015/12/25からロードショー開始です。

全国29館なので、早めに行けるときに見に行きましょう。

公式サイト

0.5勝を目指して

ニュースレター17号から

1.概要 初めての1勝はうれしいものです。その1勝を目指すために、いろいろと書籍を読んだり、棋譜の分析をしたりします。でも、最初の目標を1勝するではなく、引き分けとできることも十分棋力アップにつながります。

17号から、0.5勝を目指すためのちょっとしたヒントをいくつか掲載する予定です。

今回、第1弾の時間管理からはじめます。最初に時間管理をの必要性を説明します。、次に、時間管理を具体的にどうするか、最後に参考例として私の場合どうしているかを説明します。

2.時間管理の必要性

 チェスでは競技の場合、対局の制限時間がルールとしてあります。制限時間内に指し手が指されない場合、通常時間切れとなります。

 通信チェスでは、制限時間の単位は時間ではなく、日数となります。少なくても0.5勝を目指す場合、日数切れ負けは特に回避する要素です。

 さて、どんな場合、日数切れが発生するでしょうか?

 よくあるのが、週末にまとめてという場合が発生しがちです。週1日しか検討にとれないとすると、日曜に発送、火曜に相手に到着、金曜に自分に到着では、日曜送付なら+2日ですが、土日が私事でいっぱいになると翌週で+9日です。このペースでは、30日は、3手ですぐ過ぎてしまいます。

 次に電子メールですぐ返せると思う場合です。電子メールは、当日受信、当日発信が可能ですが、平日に時間がさけない、休日にもなかなか時間が割けないとするとあっと間に1週間が過ぎます。残り10日で10手という場合になる場合もあり、ちょっとの用事の割り込みで、あっと間に日数が過ぎていきます。

3.時間管理の具体的な仕方

 1手に最低1日は必要とすると、時間管理の肝は、残りの余裕日数が少なくても各10手ごとまでの日間があるかということです。いくつかの気にしておくことを3点まとめます。

 1)残り日数が、10手あるか?

 2)13日間として2日間で指せているか?

 3)序盤、中盤、終盤のどこに余裕日数の蓄積を考えているか?

 まず、1)残り日数が、10手あるか?では、細かく言うと

手を指したときに、手の番号をm、手の最後の末尾の数字をnとした場合、

m/30*10日の持ち日数の残りは、10-nかを確認しておくこととなります。

例として、22手目指しているとすると、30手までには、60日です。22手目だと、残り、8手指して、30日追加ですので、10-2=8が、残りであるかを確認します。

わかりやすくすると10日余裕を持っておくでもよいです。

 2)13日間として2日間で指せているか?では、1030日なので、平均とすると13日となります。余裕を1手単位で取るという考え方だと、2日で指そうという考え方になります。この場合は、どんどん余裕日数が増えていきますので、1)の考えと併用すると、要所では、さらに10日を残して、使い切るという手もとれます。

 3)序盤、中盤、終盤のどこに余裕日数の蓄積を考えているか?では、局面で、1)2)をどう使うのかということです。

序盤は、余裕日数の蓄積をし、中盤以降で、利用していくという考え方もあります。 対局開始の通知日と対局基準日の差の期間を利用して余裕日数を作るという考え方もあります。

4.(参考例)私の場合

 平均同時20-30局以上対局しています。平日は、一日あたり60分間がチェスに割けて良いところです。ここに、いろいろなJCCA関係を詰め込みます。休日は、プレイヤーとしてではないJCCAの仕事優先です。そのため、基本方針の時間割りとして、11局の考慮時間5分。考慮する手の深さは、3手前後。疑問があれば、翌日に再考慮としています。平均1.5日、遅くても、3日以内には返信するとしています。私の読み筋に相手が指してくる場合、特にWeb戦は、ほとんどノータイムで返す場合もよくあります。

5.まとめ

 時間がないは、仕事でもよく嘆くせりふです。通信チェスでも時間がないこともよくあります。まとまった時間を確保しようと思うのではなく、日常の細切れの空白時間に割り込むというやり方が多くの対局を進めることに有効になります。

初めての郵便戦

ニュースレター16号から)

概要
まず、郵便戦の特徴とどういった活用ができるかを説明します。

次に郵便戦対局のための準備を説明します。

最後に、初心者の郵便戦を実施した対局例を参考に解説します。
1.郵便戦の特徴
郵便戦は、葉書(はがき)、封書を利用し、チェスの指し手をやりとりする対局方法です。

海外の人と対局する国際戦では、FAXとか電子メールも範囲に含まれています。

日本での国内戦では、葉書(はがき)、封書を利用しています。

葉書や封書は郵送日数もあり、余分に考えられたり、ゆとりを持っていられます。
また、多彩な切手や絵はがきなど使われる方もいますので、通信媒体の楽しみもあります。

イラストやメッセージを添えることもたやすいです。
また、郵便戦は、その他の通信手段と比べてあまりパソコンとかの設備を必要としません。
8行8列の図と棋譜を書くメモ用紙、葉書(はがき)があれば、

インタネットの通信事情が悪いところでも対局できます。緊急の場合は、代筆を頼むことも容易です。

知的なトレーニングとして郵便戦は割と入りやすい対局です。
さらに、郵便物を出しに郵便ポストまで歩くという運動にもなります。
但し、切手代がかかります。葉書(はがき)を使う場合国内で50円です。

週に1局1往復のペースが大体ですので、

予選を申し込むとすると月に3(人/試合)*4(回/月)*50(円/月)=600円です。

2.郵便戦のための準備
郵便戦を行うためには、どういう準備が必要でしょうか?他の通信手段と同様、

8行8列の図と棋譜を書くメモ用紙が必要です。メモ用紙でなくても、記録しておくものが必要となります。
メモ用紙の図は、P,R,B,N,Q,Kの記号で記録することが多いです。

黒の駒(こま)の場合、記号を○で囲って、白の駒と区別します。
指し手が進むたびに消しゴムで消して最新の局面に変えていきます。

人によっては、メモ用紙の局面を市販のチェス駒、チェス盤で手を考えることもするでしょう。

パソコンの有償、無償のソフトを利用して、

メモ用紙や駒や盤代わりをするという方法も良く採られる方法です。
次に葉書(はがき)です。必要項目を満たせば自由に書いてよいです。

もし、パソコンとか持っているのであれば、

図と必要項目を書いて葉書(はがき)に多量に印刷しておくと楽です。

封書の方もいますが、葉書(はがき)にするかは好みです。
国際戦では、手の移動を図に矢印で示す方法を採られる方もいます。

あとは、事務局にトーナメントを申し込んで実戦です。

3.初心者の郵便戦を実施した対局例
対局例として、私の娘の齋藤真実と高塚久美子さんの対局を取り上げます。対局の選択から説明します。
齋藤真実は、チェス暦がほとんどありません。

今回編集に参加することになり、チェスの対局の雰囲気をつかむ必要から、まず、はじめることとなりました。
最初、トーナメントのどれを選ぶかが問題です。

郵便、電子メール、ウェブといくつかありますが、週1回ペースでゆっくり指したい、絵もちょこっと描きたい、

雑談もしたいとか希望があり、郵便戦の選択となりました。
次にどの種類を選ぶか。初心者ですので、予選は人数が多いですので、遠慮しました。

残るは梯子段戦か2gameMatchかトリオ戦のどれかです。

早く対局するという前提だと梯子段戦か2gameMatchが残りました。

さらにベテランの方の対局がよいであろうという考慮がありました。

そこで、既に申し込まれているベテランの方と

マッチングの可能性の高い2gameMatch を申し込むこととなりました。
記録用紙代わりにパソコンを利用してます。

葉書(はがき)は、100円ショップで50枚100円を買い、表面のみ印刷し、

50円切手も取り合えず1シート20枚購入しました。50手程度準備しておけば、十分です。
真実は、そばに渡辺暁さん著のチェスの本があるのですが、

駒の動かし方のみ読んで、あとは、力攻めの方針でした。

オープニングが良く分からないというのが理由みたいです。

オープニングの指し手の根拠が分からないので意思のない指し手に思えるようです。
ここは、指し手の解説付進行です。

高レイティング同士の対局と違って、あちらにこちらに迷いがありますが、陥ったところも説明しますので、

初心者の方は、参考にして陥らないよう指されるよいでしょう。
A局(高塚久美子-齋藤真実)
1.e4 e5 2.Nf3 f6 3.Bc4 Ne7 4.d4 c6 5.dxe5 b5 6.Bb3 Ng6 7.exf6 gxf6 8.c3 c5  以降継続
2..f6あたりから、通常のオープニングから外れてきました。e5のポーンを守る手で選んだということでした。
3.Nxe5としておくと白が優位ですが、白は黒に少しやさしい手を指しました。
厳しい手では、3.Nxe5以降はQを動かし、Rのただ取りを狙います。
4.d4から、引き続き白優位の流れです。
B局(齋藤真実-高塚久美子)
1.d4 Nf6 2.f3 g6 3.e4 Bg7 4.c4 O-O 5.h4 d6 6.d5 c5 7.g4 Nbd7 8.g5 以降継続
2.f3あたりから、通常のオープニングから外れてきました。

手を変えたかったで選んだということでした。2..d5としてセンターに勢力を広げる手かと思いましたが、

まず守りの手を黒は選びました。
黒3手目は3..d6でもよいかと思います。4.c4の応手4.O-Oで黒が指しやすいです。白の
進行を見るとポーンしか動いていません。どこかで他(ほか)の駒を動かすとよかったでしょう。

4.終わりに
郵便戦は、電子メール、ウェブの普及で対局数は減るかもしれませんが、ローテクノロジーであるゆえに、

どこでもだれでも対局できる要素を持ちます。まず、試しに郵便戦の門を叩(たた)いてみてはどうでしょうか?

初めての国際戦

ニュースレター15号から)

(概要)

「初めての国際戦」では、まず、どんな契機で、国際戦を利用するかということと、通信チェスでの特徴を説明します。次に国際戦のための準備について説明します。最後にどんな国際戦から始めたらよいかを説明します。
全般の説明のあと、具体的に私の例を説明する流れで説明します。

1.通信チェスを使った国際戦
日本では、チェス人口が少ないため、対局の相手を探すのが大変です。
そのため、近くにチェスのクラブやサークルがない場合は、遠出をして対局することになります。
しかし、アメリカ、アジア、ヨーロッパという国々では、チェス人口が多く、定期的に毎月どこかの国でトーナメントが開催されています。海外を視野に入れる場合、対局の機会は大きく広がります。
ただし、海外の開催地の場合は、そこまでの旅費、宿泊や休暇をとるのが大変です。

そこで、通信チェスを利用することで、自宅にいながら、国際トーナメントに参加することができます。
リアルタイムのネット対局や対面対局の場合は、対局時間を拘束しますが、通信チェスの場合は、返答の制約日数はありますが、好きな時間に指し手を考えることもできます。

余裕のある時間帯の範囲で、もう少し、対局相手を増やしたいときや、世界のプレイヤーをのぞいて見たいと思ったとき、通信チェスの世界が待っています。

JCCAの所属しているICCFが活動的と分類しているプレイヤーは、6478名います。ほかのTelechess(リアルタイム対局以外のチェス対局の分類)系と比べてプレイヤーの数は多いと思います。

私の場合、チェスに割く時間は、20代、30代のころ、ほとんど余裕がありませんでした。40代で、平日でチェスに割く余裕が少しでてきたかなというところです。40代の時期、郵便戦、Eメール戦も当時ありましたが、棋譜を記録する手間もなく、盤面見て考えるということもすぐできるWeb Server戦が動き出していましたので、まず、それをやってみたいなと思いました。ただ、郵便戦は、英語がいるのかと思い、TOEICが300台以下の私は、要辞書になるため、ちょっと避けていました。更に、Web Server戦参入は、日本人との対戦のあとにしようと思っていました。

チェスをする方には、対面型やインタネットのリアルタイムを好む方もいますが、時間は、1局1-2時間以上、対面は行き帰り含めて1日近く拘束しますので、そこまでの余裕は、私の場合、今でもないです。

2.国際戦の準備
国際戦をするためにはどんな準備が必要でしょうか?
Web Server戦の場合、オンラインのヘルプを読めれば、特に、準備は不用です。
初めてのときはICCFのIDが必要ですが、JCCAへの申し込みのときに、新規でお願いしますと連絡すればよいです。
Web Server戦での操作は、JCCAのホームページに、Web Server戦の必要最小限の説明がありますので、それを読めば、一通りはこなせます。
説明に記載のない操作は、分かりませんので、英語に慣れていない方は、GoogleツールバーなどのWebの翻訳機能使って読みほぐすという方法となるでしょう。
現在、JCCAのホームページにWeb Server戦プレイヤー用の画面付操作マニュアルがありますので、それを利用することが1番簡単だと思います。
あとは、定型の開始最初と最後のあいさつ文を考えることぐらいです。将棋や囲碁の最初と最後のあいさつと同じように、定型文を決めておきます。

私の場合、Web Server戦の必要最小限の説明を読んだあと、分からないところがあるたびに、目星を付けて、Googleツールバーの翻訳機能と辞書でオンラインヘルプを読みました。
最初のあいさつは、自分の年齢・所属地域・職業を説明して、”Best Regard””自分の名前”という文を作ってコピーアンドペーストをします。
最後のあいさつは、ありがとうとお礼に、”Best Regard””自分の名前”という文型を作ってコピーアンドペーストをします。
途中、近況などのやりとりがある場合は、Googleツールバーの翻訳やフリーの翻訳サイトを活用して返信します。ただし、どう書いていいか分からないときは、何も記載せずにいることもあります。
海外の方で国際戦に慣れている方ですと、定型パターンを決めて、コピーアンドペーストしている人もいました。

郵便戦では、各国の切手や絵はがきが楽しみとなるかもしれません。実際のやりとりのためには、定型フォームを作っておいて、やりとりするのが楽かなと思っています。定型フォームは、A局、B局の図面(8*8の格子)と手と月日と日数を書ける枠で、図面には、黒で黒番の駒(こま)、青で白番の駒(こま)で移動を赤で矢印が分かりやすいと思います。

鉛筆かシャープペンで下書きを事前に書いておいて、相手の手が来たら清書するという流れです。

次に、Web Server戦と同じく、定型の開始最初と最後のあいさつ文を考えるかなと思います。

あとは、切手を準備することです。国際戦の場合、はがきは日本と違い、航空便で3から6日間郵送日数がかかりますので、1人当たり月に2枚程度のやりとりとなるでしょう。航空便ではがきは均一70円ですので、6名と対局する場合、月当たり2枚/月/1人*6人*70円/枚=840円(切手12枚)、月に130円缶ジュース7本ぐらいです。月を4週としたら、週に缶ジュース2本買う程度の値段です。

3.どんな国際戦から始めたらいいでしょうか?
国際戦で1番手軽なのは、Free unrated 2-game matches白黒2局の自由対局ですが、エントリーから何から、自力を必要とします。
そのため、なれないうちは、世界チャンピオン選手権の予選への進出するためのプロモーショントーナメントの Open classがよいと思います。参加資格は問いません。Web Server戦と郵便戦がICCFのサイトに募集案内が公開されています。ここで、幾つか対局して慣れていたあと、テーマトーナメントやアジアアフリカ地域チャンピオンの予選や2、3年に1回のチェスオリンピック(代表チーム別)やワールドカップトーナメントに挑戦してみるのもよいでしょう。
世界選手権の予選は、JCCAからの推薦枠もありますので、試しに上位クラスがどういうものか推薦枠に乗ってみるのもよいでしょう。
ただ、やみくもにトーナメントをすると何のためにするか分からなくなってしまいます。そのため、ある程度の目標を決めるよいと思います。例えば、最終目標世界チャンピオンやアジアアフリカ地域チャンピオンやマスターという資格をとることも目標の1つです。また、新手の研究やオープニングテーマの研究を目的にすることもよいでしょう。

私の場合は、半年ごとにこのオープニングと幾つか決めて、対局の棋譜を見ながら、こういう手でこうくるのかとか考えています。最近は、相手次第ですが、ルイロペスのベルリンディフェンス関連が中心です。試行錯誤で手を考えますので、かなり勝率は悪いです。ただし、棋譜が残りますので、同じパターンは避けています。

(最後に)
国際戦では、英語ができない人でもちょっと下準備をしておけば、問題なく対局できます。参加は、事務局まで申し込んでください。新しい世界が開けます。

チェスクラブ(対面型)

対面で対局する主要都市のチェスクラブです。

日本チェス連盟 FIDE公認の日本での唯一の団体です。(チェスの国際組織FIDEと通信チェスの国際組織ICCFは、別団体です。)

日本チェス連盟公認クラブリスト (日本チェス連盟のホームページ記載の対面型(OTB)のクラブのリストです。)

札幌チェスクラブ

仙台チェスクラブ

千葉チェスクラブ

名古屋チェスクラブ

大阪アンパサンチェスクラブ

神戸チェスクラブ

せとうちチェスクラブ

伊万里チェスクラブ

 

2015年11月8日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : jccaadmin