ICCF Email Playing Rules 簡略版 (version 3/11/06)

(以下のほとんどは郵便対局との差異点のみ。《》内は注。)

【以下は国内Eメール・トーナメントを開催するために作成した簡略版です。国内トーナメントのためには、これで十分ですが、ICCFのトーナメントに参加する場合は、ICCFのルール原文を必ず読んでください。ICCFのトーナメントでルールとしての効力を持つのは、その原文のみです。】
  • Eメールの通信が30日間不可能になった場合は、理由にかかわらず、リタイアしたものとして扱われる。
  • 「手」の表記は、国際数字式あるいは、ゲームをする2人が互いに合意した表記で。
  • 「手」の送信中には(受信日、送信日、消費日数計ほか、郵便対局で書かねばならないもののほかに)1手目からのすべての手と、送り手の名前とEメール・アドレスを書かねばならない。
  • サーバ到着日と受信日との差は1日まで。《たとえば、2月5日に自分のメールサーバに届いたEメールは、遅くとも2月6日に受け取らねばならない。都合で2月7日以降に開いた場合でも、6日に受け取ったものとして扱わねばならない。》
  • 相手が上記の差を2日以上とした場合は、TD(トーナメント・ディレクター)に連絡して、相手がルールに従うようにTDから指示してもらうことができる。
  • 14日以内に相手からの返事がない場合は、再信する。その際、コピーをTDにも送る。また、この再信に対する返事を送る場合も、コピーをTDに送る。
    《相手に再信を送る際に、宛先の下のccの欄にTDのアドレスを書けば、相手に再信が届き、同時にTDに再信のコピーが届きます。TDへのメールを別作成するのではなく、必ずこの方法を用いてください。》
  • 40日間手の送信なきゲームは、それについてTDに連絡しない者の負けとなる。
  • TDの質問に答えない者は、トーナメントからリタイアしたとみなされることがありうる(TDはそのように扱ってよい)。
  • アドレスが変わった場合はTDと対局相手全員に知らせること。
  • 対局者間で意見の相違が生じた場合はただちにTDに知らせねばならない。
  • ハードウェアやソフトウェアの重大なトラブルが生じた場合は、ただちにTDと対局相手全員に知らせなければならない。
  • 持ち時間は10手50日。《JCCAトーナメントでは30日!》。
  • このタイム・リミットは1回超過で、負け。
  • 休暇は1暦年ごとに30日取ってよい。
  • 休暇を取る場合は、対局者全員とTDに、前もって知らせねばならない。
  • ゲーム終了後、プレイヤーは両者ともTDに棋譜を送ること。