OLD規則補足 ICCFとJCCAのルールの違い他

・.FIDEのルールの前文
序文
以下に記載のチェスの行動規範(ルール)は、ゲームの実施中に生じるかもしれないすべての可能な状況に対応できません。また、すべての管理の問題を調整することはできません。
事件がルールの条文によって正確に対応できない場合、ルールにおいて議論される類似の状況を調べることによって正しい決断に達することは可能です。
ルールは、裁定者が必要な能力、しっかりした判断、および客観性を持っていると仮定します。
あまりにも詳細なルールは、裁定者の判断の自由を奪い、従って彼が公正の観点から、論理に帰結する、そして特殊な要因によって表されている問題の解決策を見つけることを妨げます。
FIDEはすべてのチェスプレーヤーと連盟に、この見解に同意するよう要請します。

傘下の連盟は、自由に、より詳細なルールを提出できます。
詳細なルールは、以下の内容を満たすことが前提となります。
1.チェスの公式なFIDEのルールにどのような点でも矛盾していない。
2.そのルールは、連盟の領域に制限される。
3.FIDEに関連するイベントやFIDEタイトルまたは格付けトーナメントに適用されない
・JCCA規則とICCF規則の違い
ICCFは、現在電子メール対局はありません。郵便対局とWeb対局のみです。
そのため、違いでは、郵便対局とWeb対局のみに限定して大きな違いの部分を説明します。
3.伝達に障害があった場合
ICCFのルールでは、郵便対局について催促までの日数が10日ではなく16日です。また、指し手の送信なしの負けは、4ヶ月を過ぎた場合です。
6.持ち時間と罰則
ICCFのルールでは、1手の考慮に21日以上を使ったときは、20日を超える部分を2倍して消費日数を
計算します。また、Web対局について、既定の持ち時間は、10手50日ですが、トーナメントの規定で変更してよいことになっています。
10.裁定
ICCFのルールでは対局期限について、トーナメントの規定で決めています。
11.結果報告
ICCFのルールでは、Web対局について、ICCFのサーバーにより、自動的に報告されるため、記述がありません。ICCFのルールでは郵便対局について、結果と棋譜を対局者双方が報告します。
12.決定と提訴
ICCFのルールでは、ICCFの裁定委員会が提訴先です。※JCCAの主催のトーナメントは、JCCAの裁定委員会が提訴先です。