会員の種類

会員種類は、以下の3種類となります。
正規の会員は、一般会員と運営会員であり、
準会員は、一般会員の限定トーナメント企画のみに参加した人です。

(1)一般会員は、以下の4種類あります。

・本会員   :下記を除く会員
・家族会員  :一般会員と同居している家族の方

注)但し、家族会員は会誌の郵送はありません

・ジュニア会員:満18歳以下の方(18歳の年度末までが対象期間です)
・特例会員  :障がいのある方、生活に困窮されている方
  ※本会員以外は、理由を明記し、事務局にご連絡ください。

(2運営会員:運営業務に常時従事している一般会員(運営委員と通称する。)
  ※担当運営業務が発生した場合、会員の空き時間を優先的に運営業務に振り当てていることを常時従事としています。たとえば、TDについては、特定トーナメント限定ではなく、年間に発生する国内戦で任意に担当を振り当てられたトーナメントについて、対応することを常時従事としています。

(3)準会員:事務局が了承した一般会員、運営会員の企画する「一般会員や運営会員以外も参加可能な限定トーナメント」に参加する方。

但し限定トーナメントは同時に複数参加及び競技することはできません。準会員でない場合は、2つ以上の限定トーナメントに参加できます。(現段階では、限定トーナメントは、学校/学生向け企画のみです。)

(2013.10.01施行)

ジュニア会員・特例会員

ジュニア会員・特例会員

18歳までの会員をジュニア会員とします。ジュニア会員としての入会・更新は「18歳の年度末(18歳になってから以降の最初の3月31日)まで」とします。ジュニア会員は生年月日の確認できる公的資料の写しを入会時に提出してください。

ジュニア会員の年会費を\1,000(一般会員\3,000)、トーナメント参加料は一般会員の半額とします。ただし現金支払いの場合は\10未満切り上げ、デポジット制度のpawnで支払いの場合は1 pawn未満を切り上げます。例: 一般会員の参加料が\1,300の場合、現金での支払いなら\650、pawnでなら7 pawnです。

(注: 従来は国内対局の郵便チェスとEメールチェスのみが参加料半額の対象でした。2009-12-21の改正でウェブチェスや国際対局を含むすべてのトーナメント参加料が半額となりました)

障がい者と生活困窮者を特例会員とし、ジュニア会員と同じく年会費を\1,000、トーナメント参加料を半額とします(切り上げ方法も同じ)。入会または一般会員からの切り替え時に障がい者は手帳等の写しを、生活困窮者は根拠となる書類等の写しを提出してください。

施行: 2006-06-10 改正施行: 2009-12-21

トライアル会員

トライアル会員

正式な会員ではありませんが、サポートが不要で、参加を許可された国内、国際トーナメントに参加したいという方向けに新設した種別です。

会誌やサポートまたは無料の試合などの参加を希望される場合は、正式な会員にエントリーとなります。

トライアル会員になる場合は、ICCF のNew PlayerでICCF IDの申請後、JCCAの事務局からの連絡を受けて、選んで頂くか、問い合わせフォーム経由でご連絡する形です。。

(トライアル会員の特徴)
1.年会費は0円。

2.参加可能トーナメントは他国の国別組織に直接申し込み及び直接支払する場合のトーナメント
または、JCCAが特に認めたトーナメント(現在はFreematchとFrindlymatchまたはフルオープントーナメントのみ)
いずれもWeb対局に限定する。
※国際試合について、ICCFサイト経由では申込みはできない。

3.参加料支払いは、他国の国別組織に直接申し込み及び直接支払する場合はトーナメント開催に基づきます。

※Frindlymatchは、1組700円の参加料を徴収して、参加可能とする。
※国際試合などでの会員向け参加料の適用はない。※

4.ICCFから入会候補として紹介された時にトライアル会員会員となるか正会員を選択する。トライアル会員から正会員の移行は可能。

5.サポートは、基本、なし。
会誌送付や推薦枠への推薦等の会員としての特権はない。
但し、公式サイトのトライアル会員向けページ経由での情報提供は実施する。
※サポート提供は、公式サイトの規則、対局マニュアルの参照のみ。
指し方などは、
A Pictorial Guide to the ICCF Correspondence Chess Server
を利用する。
JCCAに関しての問い合わせは、問い合わせフォーム経由で受付する。

なお、サポート提供受ける場合は、会員となることが条件。

6.トライアル会員は、会員としての協会への企画、運営について、参加する権利は有しない。

施行:2020/06/01

 

会員の年会費について

20164月より、年会費は、41日から翌年331日までを有効期間とします。
年会費は、2年間、3年間と複数年の支払いができます。また、支払いは、年会費の有効期限の通知を待たず、いつでも支払うこともできます。

Pawn(JCCA内仮想通貨1Pawn=100円相当)の蓄積が、年会費以上ある場合は、2016331日段階で、Pawnより年会費に振り向けることが出来ます。

入会初年度は、年会費相当の金額を入会時年度の年会費としてお支払いただきます。但し、年度の3月末を超える分は、月割りした残額を月割り年会費に準じて計算し、Pawn(JCCA内仮想通貨)で蓄積します。月割りでPawnに端数が出る場合は、100円単位で切り上げします。

年会費は、以下とします。
・本会員    3000

・家族会員   1000

・ジュニア会員 1000
・特例会員   1000

注)家族、ジュニア、特例の各会員の年会費支払いは、本会員と同居している場合は、本会員がまとめて支払っても良い

・運営会員     0
(
但し、運営会員から一般会員に戻った場合は、その時期で、年会費の支払い義務を負います)
なお、運営会員で限定トーナメントを企画される場合、本会員2年分の年会費相当(現行6,000円)の限定トーナメント準備料を支払っていただきます。
・準会員       0
(
但し、準会員のICCFへの登録費用等について、企画立案した一般会員及び運営会員は企画発生年度からまとめて支払われた2年以上の複数年の年会費より充当することとします。)

(2013.10.01施行)

JCCAデポジット制度

JCCAデポジット制度

JCCAデポジット(預り金)制度を設けます。JCCA内でのみ通用する地域通貨のようなものと考えてください。

名称と換算為替: 1 pawn = 100円(端数が生じた場合は切り捨て)
入手:      現金購入・懸賞等賞品・会内代価受取
使用:      年会費・トーナメント参加料・会内代価支払
払出:      現金払出は一切認めない。退会時の残余pawnは没収。

施行: 2006-08-01

年会費未納の対応

会費が未納となった段階で、新規の国内戦、国際戦の申込みができなくなります。
また、未納段階で継続している国内戦については、4月末段階で、支払われていない場合は、中途離脱での負けとします。

未納段階で継続している国際戦については、中途離脱になりますので、未納後1ケ月以内に支払えない場合は、対局相手にResignを送付するか、国際戦のTDに中途離脱である旨、連絡をしてください。但し、特別の事情がある場合は支払時期の延長について,理由を明記し、事務局に相談してください。

国内戦については、事務局よりトーナメントオフィスに連絡いたします。

(2013.10.01施行)

年間最多対局賞

年間最多対局賞

年間に最も多くのゲームをプレイした者を、会の活性化に貢献した功績をたたえ表彰します。

郵便チェス、Eメールチェス、ウェブチェスごとに選出し、副賞として 3 pawn が与えられます。

4月1日から翌年3月31日までの間に対局開始基準日があるゲームを計数の対象とします。

施行: 2007-01-01、修正: 2012-04-01

段級位のルール

トーナメントに参加するごとに実力をアップさせる経験を積んでいることを評価する試みです。

JCCA段級位認定規定

1. JCCA段級位は、8級から七段までとし、それぞれ規定の段級位点数[付表1]に達した時点で認定する。

2. 段級位点数は、付加点数・称号点数・獲得点数の合計とする。

3. 付加点数は、この段級制度導入時に確定レイティングを有する者は導入時点の、その他の者は確定レイティングを得た時点のレイティングに応じ下記計算式により一度だけ与える。
〔計算式〕R × R × R / 10,000,000R は JCCAの確定レイティング)

4. 称号点数は、以下のタイトルを取得した時に与える。導入時にタイトルを保有している者は、付加点数の計算と同時に加算する。
(1) 日本チャンピオン1回獲得に付き2000点。
(2) ICCF-IM、SIM、GM タイトル取得時に各4000点。

5. 獲得点数は、JCCAトーナメント結果により獲得する点数を与える。点数はトーナメントごとに参加者の平均レイティングをもとにカテゴリ分けを行い、それぞれの結果に応じた点数(100点~1点)とする[付表2]。

6. 段級位認定点数に達した場合、認定料金は徴収しないが、希望があれば実費(印刷・送料)500 円で認定証の発行を請求できる。

7. 段級位および段級位点数は金銭等で購入・交換、第三者への譲渡・貸借はできない。

付則この規定は2007年4月1日より実施する。ただし、獲得点数は2007年1月以降開始したトーナメントに与える。

付表1:段級位認定点数

段位・級位点数次の位まで
入門020
8級2030
7級5050
6級100100
5級200100
4級300100
3級400200
2級600400
1級1000600
初段1600800
二段24001600
三段40002400
四段64003200
五段96003200
六段128004800
七段17600-

付表2:段級位点数表

カテゴリ平均Rate(以上)勝ちドロー負け
10421
2850842
39001263
49501684
5100020105
6105024126
7110028147
8115032168
9120036189
101250402010
111300442211
121350482412
131400522613
141450562814
151500603015
161550643216
171600683417
181650723618
191700763819
201750804020
211800844221
221850884422
231900924623
241950964824
2520001005025

*平均R(レイティング)は全て”以上”を表します

レイティングと異なりランクダウンすることはありません。

注: 平均レイティングの計算は小数点以下の端数を切り捨てる(事務局: 2010-11-14)

JCCAのレイティング

JCCAのレイティング

チェスの棋力を、科学的(数字的)に評価する方法として、レイティング・システムがあり、中でも、エロー(Arpad E. ELO、元ウィスコンシン大学教授)システムが有名です。JCCAでも、これに準拠する、独自のシステムを採用しております。従来の経験を踏まえ、改良を重ねて参りました。現在のレイティング規則は次のようなものです。
レイティング規則

(1) 初初めてこのレイティング制度に参加される方には、次の仮レイティングが与えられます。
(a) 入会時に他の団体のレイティングをお持ちでない方は、入会者が申告するチェス歴から事務局が仮レイティングを定めます。初級者を自認している方は800、相当程度の対局経験がある方は1600、それ以外の方は1200が目安です。
(b) 参考となる他の団体のレイティングをお持ちの方は、これを勘案して事務局が仮レイティングを定めます。ただし事務局がそのレイティングを参考にできないと判断したときは前項に従い仮レイティングを定めます。
(改訂2010-04-18)(2) 1ゲームごとのレイティングの上下は、対局開始時のレイティングに基づき、下の速算表によって計算されます。期首レイティングに、期間中に報告のあった全ゲームの結果を加えたものが、次期レイティングとなります。期間中にレイティングが変わることはありません。

(3) 始めてから12ゲームを終了した時点で、次の式により仮レイティングの修正を行います。

この修正は次期レイティングに反映されます。

計算結果で暫定仮レイティングを求め、この暫定レイティングから±360かけ離れたゲームを除外し、
再度補正計算を行い、なおかつ除外すべきゲームが存在するなら、
さらにそのゲームを除外して再度補正計算を繰り返し、この結果を仮レイティングとします。

さらに、20ゲーム終了時にも同様の補正を実施します。
12ゲーム時のみでは、対象ゲームが極めて少なく信頼性が低いので、
20ゲーム終了時にも(合わせて2度)実施します。

p = 相手レイティングの平均 + 360 × {(勝-負) / ゲーム数}

(改訂2011-11-02)

(4)20ゲームを終了した時点で確定レイティングとして認められます。それまでの仮レイティングは、すべて (1320) というように、カッコをつけて表示されます。

(5)レイティングは、報告された棋譜をもとに期間ごとにレイティング委員会によって計算され、機関誌「Newsletter」およびウェブサイト上に発表されます。計算の期間は事務局が定めます。

(6)このレイティングは、レイティングを対象とすることを明示したJCCAのゲームに共通して採用され、棋力評価の基準とされます。

JCCAレイティング速算表

相手との差/上位者相手との差/下位者上位者の勝ち(上位+,下位-)下位者の勝ち(上位-,下位+)ドロー(上位-,下位+)
0-11030300
12-231-1229311
24-3513-2428322
36-4725-3627333
48-5937-4826344
60-7149-6025355
72-8361-7224366
84-9573-8423377
96-10785-9622388
108-12097-10821399
121-133109-121204010
134-146122-134194111
147-159135-147184212
160-173148-160174313
174-187161-174164414
188-201175-188154515
202-216189-202144616
217-233203-217134717
234-250218-234124818
251-268235-251114919
269-287252-269105020
288-306270-28895121
307-328289-30785222
329-352308-32975323
353-379330-35365424
380-409354-38055525
410-449381-41045626
450-499411-45035727
500-559451-50025828
560-679501-56015929
680以上561以上06030
レイティングの計算例

(a)A氏 対 B氏、A氏勝ちの場合(ゲーム開始時のレイティングは両者とも1200、終了時のその期のレイティングはA氏1150、B氏1230とします)
開始時の両者の点差は0なので、表の最上段(1行目)を見ます。
勝ったA氏は、30点プラス。
負けたB氏は、30点マイナス。
もし両者ともこの1ゲームだけが期間中の報告とすると、A氏は 1150 + 30 = 1180 が、B氏は 1230 – 30 = 1200 が次期レイティングになります。
期間中に複数のゲームが報告された場合は、例えば、1150 + 30 – 20 + 16 + 4 = 1180 のようにして次期レイティングを決定します。

(b)C氏 対 D氏(ゲーム開始時C氏1500、D氏1380、終了時の期のレイティングはC氏1516、D氏1355とします)
C氏勝ちの場合=開始時120点差でC氏が上位者なので、C氏は一番左「上位者」のカラムで10行目(108~120)が参照するべき行。その行の左から3つ目の「上位勝ち」の欄により、21点プラス。D氏は左から2番目「下位者」で11行目(109~121)、「上位勝ち」の欄により20点マイナスです。C氏は 1516 + 21 = 1537、D氏は 1355 – 20 = 1335。
D氏勝ちの場合=C氏 1516 – 39 = 1477、D氏 1355 + 40 = 1395。
ドローの場合=C氏 1516 – 9 = 1507、D氏 1355 + 10 = 1365 となります。

2012/10月分からの改正箇所は、以下です。

2012/4-6月分対象の2012/10月適用分より開始です。

3) 始めてから12ゲームを終了した時点で、次の式により仮レイティングの修正を行います。
この修正は次期レイティングに反映されます。

計算結果で暫定仮レイティングを求め、この暫定レイティングから±360かけ離れたゲームを除外し、
再度補正計算を行い、なおかつ除外すべきゲームが存在するなら、
さらにそのゲームを除外して再度補正計算を繰り返し、この結果を仮レイティングとします。

さらに、20ゲーム終了時にも同様の補正を実施します。
12ゲーム時のみでは、対象ゲームが極めて少なく信頼性が低いので、20ゲーム終了時にも(合わせて2度)実施します。

Rp = 相手レイティングの平均 + 360 × {(勝-負) / ゲーム数}

(改訂2011-11-02)

レイティング計算期間とその適用期間

レイティング計算期間とその適用期間

JCCAレイティングの計算期間とその適用期間を定めました。 2008.06.23

10-12月終了 1月結果報告締切 2月計算 4-6月適用
1-3月終了 4月結果報告締切 5月計算 7-9月適用
4-6月終了 7月結果報告締切 8月計算 10-12月適用
7-9月終了 10月結果報告締切 11月計算 1-3月適用

施行: 2008-04-01